Various Cats カフェ巡り

※ネタバレ注意


■カテコで並んでるキャストさん方が錚々たるメンバーすぎて終わってから改めて凄いなって思った。みんな歌や演技が良いだけじゃなく声質に華があるし今の四季の色んなミュージカルを支えてる方々でカテコの並びが凄かった。

■一幕の展開が早くてストーリーについていけないけどダンスホールのシーンからエルファバとグリンダの2人が仲良くなっていく過程を見て、二幕最後の方の♪あなたを忘れない聞くと涙腺決壊するに決まってる…

■この作品ってブラックユーモアって言うのかエルファバも含め色んなキャラがちょっと無神経と言うか無自覚？で酷めのことしちゃってたりしてキャラクターとしては好感がそこまで持てないかも。
エルファバ はボックをブリキにした事がヤバイ事だと全く認識してない感じが怖い。笑
思えばオズの魔法使いの話自体がちょっと狂気じみてるもんね。

■若奈さんテッサローズの怒りの演技と歌声の迫力凄かった！アリエルとかソフィの可愛い女の子のイメージが強かったし、自分がテッサの闇堕ち展開知らなかったから衝撃だった。最初良い子だしボックとラブラブになるのかと思ってたら色々重すぎた。なにげに1番悲惨なキャラじゃ…

■フィエロカッコよかった！最初の登場シーンの曲でのポージングとかカイサーさん様になっててカッコよかった！グリンダには酷なことしたけどキャラの中では1番良心的でまともに感じるから1番好きなキャラかも。
カカシにされても怒ってなくて安心した。笑
ボックがブリキ化した時がトラウマすぎたから心配した。笑

■グリンダのエルファバへの友情は本物だなって感じるからそこは本当に感動する。親友に彼氏取られた状況なのに、最初は許せなかったんだろうけどやっぱりエルファバの事もフィエロの事も心配してあげれるの凄い…

■♪あなたを忘れないの歌詞切なくてほんと素晴らしい名曲だね。

(エルファバ)あなたは明るい笑顔で私の心溶かした
(グリンダ)あなたは大きな力で私の心開いた
ここのお互いの事を歌う所が泣けるし

(エルファバ)ごめんいつも私たち喧嘩ばかりしてた
(グリンダ)素直になれなかったの
今は懐かしい思い出

…って歌詞も涙腺にくる。

なんかもう見終わったらグリンダがエルファバの事をエルフィーってあだ名で呼ぶ事の尊さをめっちゃ感じてそれすら泣ける。

■最後エルファバは本当に死ぬのかと思ってた。グリンダは良い魔女としてみんなに好かれてはいてもなにげに孤独そうな気がしてちょっと可哀想かも。
エルファバがグリンダに本渡したけどあの本の呪文、やばい魔法しかなさそうだけど大丈夫なのかな。笑

■オズの魔法使いがエルファバの父親だったとか所々リアルな感じの、言葉悪いけど胸くそ展開があるし、最終的に良い話と言っていいのか悪い話になるのかよくわからない気持ちになるし、どのキャラも良いキャラなのか悪いキャラなのかなんとも言えない不思議な作品だなって今回初めて見て思った。
でもグリンダからのエルファバへの友情は凄く良くて好き。

■エルファバとグリンダの他の候補キャストさんを知らないんだけどどんな感じなんだろう。今までの方だと江畑さんと岡村さんエルファバ、谷原さんグリンダを見てみかったけどもう出ないのかな。